好き好き 合唱

「歌」ってすてきだね。

まつもと市民オペラ フィガロの結婚

5回目の公演だそうです。14時から休憩込の3時間30分超えの演奏、堪能いたしました。ソロは有名なメロディーがたくさん出てきてそれぞれの声を楽しみました。合唱団がソロを部分的に歌ったりするのも面白かったです。合唱団の人たちはほとんどの時間、舞台上にいたので大変だったと思います。大道具、小道具の出し入れも担当していたし。動く背景というか書割。演出では魔笛の時ほどは面白いことはなかったかな。その分歌の方に集中できました。

"セクハラ"伯爵をめぐる騒動は、見ているこちらが途中でもう面倒くさくなるほど。ああだこうだをソロでつないでいきます。
唐突に出生の秘密が解決したりするのは、(久しく見ていないが)韓国ドラマとおんなじだ。フィガロの方が先だけど。
ようやく元のさやに納まって、やれやれ。疲れました。
でもハッピーエンドがそれほどめでたくもなく見えたのは、結局、人間、ドロドロの修羅場の方が好きなせい?

市民オペラは長らく練習を重ねてきて、公演が1回しかない贅沢なオペラです。いつかプロの歌手たちに交じって松本の人も役をもらって歌うことがあったらすごいですね。次を楽しみにしています。