好き好き 合唱

「歌」ってすてきだね。

合唱講習会

長野県合唱連盟が主催する新年の行事です。
講師は、松原千振先生という方。毎年の講習は、ほとんど課題曲の指導なのですが、今年は少し違っていました。特に前半は、とても参考になりました。
普段の練習の中で、ハーモニーがきっちりしないことが気になっていたのですが、とても役立ちそうな練習方法です。
発声練習の時にひとつずつでも練習したらよくなりますよ、ということで、松原先生はカデンツをいくつか紹介してくれました。今まであまり聞いたことも、やったこともない練習でとても新鮮でした。一音ずつまたは半音ずつ変化しながら連続していくので、どこかおかしなパートがあればハーモニーが崩れてすぐわかります。
そして、和音を知るために曲を縦に歌うこと。こんなことはやったこともない!
また、ほかのパート、隣のパートがどう歌っているか。ほかのパートを歌ってみること、知ること。ただ聞くのでなくほかのパートを実際にやってみることで変化するのですね。
お互いの音に耳を澄ますことが、その訓練がとても大事だということがよくわかりました。
ぴったりとハーモニーが決められるようになるには、カデンツはとても役に立つ練習だと思います。
音程を正しく取れなければ、ハーモニーも決まりません。わが団でもやってみたらいいのですが。