三九郎は、一般にいう、どんど焼きのこと。
小正月行事なので本当は15日なのでしょう。最近は、学校や保護者の都合で、日程が決まるようです。
夕方暗くなってからの行事でした。
田んぼでやるので針金、プラスチックの始末を大人がやるからでしょうね、子供たちは集めなくなりました。
三九郎は、大きい山と小さい山を作ってダルマに縄を通したものをかけて橋渡しにします。
午前10時開始、1時間ほど松本まで会議資料作成に行っているうちにほんの少し過ぎてしまいました。
藁や松の枝は燃えるのが早い、残念、三九郎はほとんど焼けてしまっていました。
お餅をアルミホイルに包んだのを燠に放り込んで待ちます。
お餅を焼いたり繭玉を焼くには、炎でなく燠火の方が上手くできます。
最近は、繭玉は売っているのを柳の枝に刺すので、すあまのように柔らかく甘いです。
本当は熱湯で米粉をこね、蒸して、色を付けたものをまるめて枝にさします。
良く見れば、バーベキューのノリで、ちゃっかりマシュマロやウインナーまで…
三九郎の煙に燻されて、今年一年、無病息災で過ごせそうです。