むかしむかし、あがたの森で望月一樹先生を囲んでドイツ語の会があったのですが、テキストを使った勉強のほかに、歌曲のCDを聞きながら解説してくださったことを思い出しました。水車屋や冬の旅やミルテの花の中から先生の気に入った曲の解説。詩は韻を踏むために、語順が変わったりするので分かりにくいですが、ていねいにお話してくださいました。時には歌ってみたり。
川の流れや水車の音や狩りの表現などを感じながら聴くと楽しいです。ことばと音楽が密接です。マタイの新通先生がおっしゃっていましたが、バッハはさらに譜面の上にも、なぞなぞみたいに組み込まれています。
ところで今日は、根津先生訳の字幕がて出ていましたが、ときどき居心地がね。感謝されてみたり…。そういえば小学校の授業なんかでも、歌う度に周りから見られているように感じたことがあったなー。
