好き好き 合唱

「歌」ってすてきだね。

グレゴリオ聖歌とポリフォニー

この二日間、グレゴリオ聖歌ポリフォニーの講習会に参加しました。
ネウマ譜や古い楽譜の読み方など、テキストは、Puer natus est 。
クリスマスの曲です。 グレゴリオ聖歌とピエール・ド・ラ・リューのミサ曲からです。
現代の自分たちからすると、古い楽譜は不自由極まりないのですが、その時代の人たちがそれなりに使っていたのだし、ネウマ譜は、旋律を覚えていれば、表現についていろいろわかります。
現代人の自分たちは、四線譜がついていなければグレゴリオ聖歌もお手上げで歌えませんが、ネウマ譜は感覚としてはしっくりしました。よく見ればとても親切です。
今回は、歌詞をフランス語なまりのラテン語でとのことで、ろくにフランス語を知らない身としては、どうなまるのか、
はてな、なので先生の言うとおり、ピュエールナテュスエノビス、エフィリュス…。鼻母音も。
そして、ポリフォニーは、白色計量記譜法による古い楽譜で、ラ・リューのミサ曲を練習しました。これは、難しかったー。芸文祭で、PVEが使っている大きな楽譜、あれです。
場合によって、同じ音符でも長さが変わったり、休符が小節線みたいな棒の短いような、点のような…。これを勘定できないと歌えない。拍子も(記号はあります)、小節もなく、びっしり詰めて書かれたパート譜なので、自分の歌っているところが、ほかのパートのどこなのかさっぱりわからない。一度落ちたら、どこに行ったか復活できない。何重苦なのかしら…
予習くらいすればよかったものを、まったく曲を知らなかったので、なかなかに情けなかったです。
興味深く楽しかったのですが、詰め込みすぎで頭はオーバーヒートでした。
機会があれば、また参加したい。