好き好き 合唱

「歌」ってすてきだね。

着せ替え人形じゃないの

納涼祭で、「スーパーホール掬い」にママと2歳くらいの女の子がきました。
まだ、ちいさいからできるかどうかと思いながらポイ(紙のはってある掬う道具)を渡すと
真剣にほしいボールを選んで、ピンクのキラキラしたボールと黄色の金魚(おもちゃの)を上手に掬うことができました。  
 「良かったね。上手だね。」とほめながら、ビニール袋に入れてあげたのですが…

いつの間にかママがブルーのスーパーボールに取り換えてしまっていて、女の子も不思議そうに首をかしげています。   
「これは。」と思って、「もう一度やりたいね。」と言ってポイを渡すと、また一生懸命選んで、今度はピンクの光っていないボールを掬いました。
「良かったね。」と言って袋に入れてあげようとすると、ママは、今日のお洋服 に合ってないないからと言ってまたブルーのボールに変えてしまいました。   

 こどもが選んだ色なのに… 性別と特定の色を結びつけるのが教育方針に沿わないなら、「違う色もステキだよ。」と言ってもうひとつ掬うように勧めたらいいのです。

親は、こどもが自ら選んで、頑張った成果を共に喜ぶものと思っていましたし、
そして、2歳にして意思や努力の結果を否定されてしまった女の子の、この先を思ってガッカリしたことでした。